不幸中の幸い？

先週の月曜日から、「少し胸が痛いな...」という感じがしていたのだが
水曜日になって、呼吸が出来ないくらいに胸と脇腹が痛くなり
お昼で会社を上がって医者に行った。

特に脇腹の痛みが深刻だったので、何かの拍子に肋骨を痛めたか
それとも、肋間神経痛か・・・と思って、とりあえず整形外科へ。

レントゲンを撮り、それを見た先生が言うことには
「肺に水が溜まってないか？　これは整形外科で診断できるものじゃないな」
ということで、急遽紹介状を書いてもらって、設備の整った内科・呼吸器科に向かった。

2軒目の医者に着くなり、すぐにCTスキャンとレントゲンの撮影が待っており
そこで出た診断は　「胸膜炎」。　やはり、肺の中に水（胸水）が溜まっているらしい。

本来は、胸水を抜いて成分を調べるらしいのだが、抜けるほどは溜まっていないということで
とりあえず対症療法的に、鎮痛剤と抗生剤を処方してもらい、先週いっぱいは安静にしていたのだが
その間、ネット等で「胸膜炎」を調べると、不吉なコトが沢山書かれている・・・。

　ヤバい病気だったら、どうしよう？

と、胸の痛みを感じるたびに不安を感じていた。

少しずつではあるが、確実に痛みは和らいできたところで
昨日、再び医者に行き、先週採取した血液検査の結果を見せてもらうと
炎症反応を示す数値が、基準の20倍近く高い数値になっており
それ以外にも、白血球数など、幾つかの項目で基準値を上回っていた。

どうやら、何らかの細菌・ウィルスに感染し、それが原因で胸膜炎を発症したのではないか、とのこと。

経過を見るためにレントゲンを撮ってみると、素人の私でもわかるほど
先週よりも良くなっている。　先週の写真では、胸水で肋骨や肺の輪郭が判別できなかったのだが
昨日は、だいぶハッキリと見えるようになっている。

もうしばらく経過を観察して、痛みが無くなれば問題ないだろうとの話もあり
ホッと胸を撫で下ろした。

まだ痛みは残っているが、ヤバい病気ではなさそうなので、もう少し静かにして回復を待とう。


そういえば、今年は後厄。　今月は誕生日で、またひとつ歳をとる。
やはり、ガタが出る歳なのだろうか？